第28回日本川崎病研究会開催にあたってのご挨拶

拝啓
 時下、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度、私どもは平成20年10月、第28回日本川崎病研究会を主宰させていただくこととなりました。北海道における開催は、平成9年10月、千葉峻三名誉教授が札幌市において主宰されて以来11年ぶりとなります。恩師である千葉名誉教授が主宰されました伝統ある本会を私が主宰させていただくことになりましたことにつきましては大変名誉に感じるとともに、難問が山積する川崎病研究を前進させる研究会にしなければならないと身が引き締まる思いでおります。
 第28回では “今、あらためて川崎病の心血管障害を問う〜予防・診断・治療〜” をテーマに掲げ、川崎病の合併症として最大の問題である心血管障害の“今”を考えてみたいと存じます。予防では、免疫グロブリン以外の急性期治療、エビデンスに基づく冠動脈障害の予防効果について考えてみたいと思っています。また、免疫グロブリン不応例に対するステロイドの役割等についてもいろいろ成績をお示しいただき議論を膨らませたいと思います。一方、診断においては、冠動脈造影がGold Standardになっていますが、複合的な画像診断は冠動脈造影に変わりうるかという点も考えねばならないと思います。同時に、PCIやACバイパスによる治療も近年の進歩を踏まえどのようにすべきかと重要なポイントと思います。また、台湾で国際川崎病シンポジウムが開催された後での研究会となりますからそこでの課題も取り上げてみたいと思っています。
 一方、10月の北海道は初冬の趣ではありますが、最後の紅葉をお楽しみいただけるチャンスがございます。また、すすきのでの食欲の秋もご堪能いただけるものと存じます。研究会での熱いdiscussionは勿論のこと、久々の“北海道での”川崎病研究会も十分にお楽しみいただく時間を確保したいと考え、従来どおり2日間の会期ではございますが、2日目は多少余裕をもって研究会を終えたいと考えております。プログラムの概要は下記のごとくでございますが、一般演題、会長要望演題、debateセッションの公募演題など80題ほどの演題を予定してございます。十分なdiscussionの時間を確保するため、このうち30‐40題はポスター発表とさせていただく予定でございますことをご理解いただければと存じます。
 下記のように日程で開催致しますので、関係諸施設並びに研究機関、関連企業の皆様に於かれましては、万障お繰り合わせの上,御参加頂きます事を心よりお願い申し上げます。
敬具
 平成20年3月 第28回日本川崎病研究会 会長
昭和大学横浜市北部病院循環器センター
富田 英
第28回日本川崎病研究会の概要
開催場所 札幌医科大学  臨床教育研究棟 1階
札幌市中央区南1条西16丁目
TEL : 011-611-2111
開催日時 平成20年(2008年)10月17日(金)〜18日(土)
事務局 札幌医科大学医学部小児科内 長谷山 圭司、堀田 智仙
〒060-8543 札幌市中央区南1条西16丁目
TEL: 011-611-2111(内線3413)、FAX : 011-611-0352
 
主なプログラム
テーマ 今、あらためて川崎病の心血管障害を問う〜予防・診断・治療〜
一般演題    
会長要望演題 :
    (1)ガンマグロブリン以外の急性期治療  エビデンスにもとづく冠動脈障害の予防効果
    (2)エビデンスにもとづく冠動脈障害を合併しない(一過性拡大を含む)川崎病の長期予後
Debate(公募・一部指定)セッション :
    (1)心血管障害の診断
    冠動脈造影によるF/UがGold standardである
複合的画像診断によるF/Uは冠動脈造影に代わりうる
    (2)冠血行再建術
    PCIが第一選択である
ACバイパスが第一選択である
特別講演 64列MSCT〜320列面検出器CTによる冠動脈検査の将来
        藤田保健衛生大学 医療科学部放射線学科 安野泰史
宿題報告 第9回国際川崎病シンポジウムの話題
一般演題の募集を開始しました。

演題を申し込まれる方は、以下のボタンからお入りください。

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演題募集期間:平成20年(2008年)5月1日〜7月31日まで

今後の予定は、本ホームページ(http://www.kawasaki-disease.org/)にて逐次ご案内させて頂きます。

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